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旅のパートナー


旅のパートナーと肩肘張った表現を使ったが、要は旅の持ち物の話だ。私は旅の出発の前日になるまでなかなか準備ができない。その理由は単純で、持っている下着や肌着が少ないため、出発直前まで私は主に洗濯をしているからだ。旅の直前まで準備をしないことが自分の流儀っす、というわけでもなく、仕方なく前日まで準備ができないのだ。バックパックの約半分を占める服の準備ができないのならば、その他の用意もまとめて直前にやってしまえということで、バックパックは手をつけられることなく、棚にしまわれたまま旅の前日を迎える。


しかし、私は旅に持っていくものを準備するあの時間が好きだ。綺麗好きで几帳面な性格ではある。ただ旅のパートナーとして"選抜"をする作業、これが好きなのだと思う。何も持っていって、何を持っていかないか。どの服が旅先の雰囲気に合っているか。どんな本なら旅を盛り立てることができるか。どの映画をダウンロードしておけば旅のムードを壊さないか。などなどいろんなことを想像して、旅の準備に取り掛かる。


そうやって選抜された、"旅のパートナー”は自分にとって、とても意味のある製品だ。旅先という極めて閉鎖的な自由のきかない場所で、日本からわざわざ持っていく製品なのだ。現地調達が十分可能になった時代で、自分のバックパックにつめておく製品なのだ。だからこそ、旅で使った製品には思い入れも強く、他の製品よりも記憶が何倍も残ると、私は思う。

私のかつての旅を思い出してみても、数々の極寒の雨をしのいだマウンテンパーカーや、旅の時だけ使うクタクタになった財布、ホステルで読んだ紀行文のフレーズなど、普段は気にも留めないようなものにも愛着がひどく湧くのが、旅の持ち物のように思える。そして、今ではJOURNEY ARMOURも旅には欠かせない製品になっている。


歩けば歩くほど体に馴染むこのジーンズは、半年ほど穿いた今、かなり体にフィットしている。この頑丈なジーンズを穿いて、カンボジア、ベトナム、ニュージーランドにも行き、キャンプや登山もした。色んな場所で穿けば穿くほど、その旅先で動いた分がジーンズに刻まれていった。それぞれの記憶はジーンズを穿くとより鮮明に思い出す。きっとあなたの旅のパートナーにも、あなただけのストーリーがあるはずだ。 JOURNEY ARMOURもそのように、旅を支えるパートナーとしてあり続ける。


Text by ジュンヤスイ(@jjyasui